冬山スタート

ぐらっちぇ

2008年12月05日 20:33

2008.12.3(水)、今日は休暇をいただいたので冬山の足慣らしに赤岳へ出かけてみた。

 赤岳
厳冬期は美濃戸口から美濃戸まで40分ほど林道を歩いて行くが、この時期まだ積雪も少ないため車で美濃戸まで入ることにした。林道終点にある赤岳山荘の駐車場には10台ほど止まっている。駐車料金1000円を支払い7:10出発。しばらく林道を歩き、美濃戸山荘前にある看板横から南沢へ入っていく。

 南沢入口

登山道には薄らと雪が積もっており、雪の下はアイスバーンになっている。

 登山道

今日は汗をかかないよう、ゆっくりめに歩いて行く。標高を増すごとに登山道の雪の量も増えてくる。
赤岳が見えてきたころ、9:10行者小屋へ到着。小屋閉めしているので静かなもんだ。
ここから文三郎尾根を登って行くので、ピッケル・アイゼンを装着する。久々の冬山なのでワクワクしてくる。

 行者小屋

 赤岳(文三郎尾根は西面なのでまだ日が当たらない)

9:35行者小屋を出発。中岳沢分岐から尾根に取りつく。樹林帯が切れたころ、鉄網製の階段が出てくる。厳冬期は埋まっているが、まだ完全に埋まっていない。ここはアイゼンを引っ掛けやすい所なので慎重に通過していく。

 鉄網製の階段とクサリ

階段を登りきると目の前に横岳の岩峰と中岳・阿弥陀岳が迫ってくる。

 横岳

 中岳・阿弥陀岳

さらに数か所鉄網階段を通過し、中岳分岐までトラバース気味に登って行く。

 中岳分岐までの登り

中岳分岐に着くと、阿弥陀岳がさらに大きく見える。

 阿弥陀岳

中岳分岐からしばらく登ると、いよいよクサリの連続する岩場となる。

 クサリが連続する岩場

ピッケル・アイゼンを効かせながら慎重に進んでいく。ここで転べばメタボの身体は崖の下へコロコロと落ちていくだろう。

  転べばコロコロ~

無事岩場を通過して、11:20赤岳頂上に到着。快晴・無風の頂上からの眺めはサイコーだぁ。

 頂上

 富士山

 金峰山

 権現岳と南アルプス(後ろ)

 中央アルプス

 御嶽山

 槍・穂高連峰

 後立山連峰

 浅間山

 八ヶ岳の山々(手前より、横岳・硫黄岳・天狗岳・蓼科山)

 阿弥陀岳と北アルプス

頂上でカップラーメンを食べ、絶景を満喫して12:15下山開始。再び岩場を急下降していく。

 岩場の下降

 中岳分岐から見た赤岳

慎重に岩場、鉄網階段を通過し、中岳沢分岐まで降りると一安心。枝に着いた氷がまるで花のようだ。

 氷でできた梅の花・・みたい

 氷の花びら

13:30行者小屋へ到着。あとは南沢を下るだけだ。振り返ると青空に赤岳や横岳が聳え立っている。

 赤岳

 横岳

この冬、八ヶ岳へ何回来れるかわからないけど、また遊びに来るよー

【登山記録】
7:10赤岳山荘駐車場 - 9:10行者小屋9:35 - 10:40中岳分岐 - 
11:20赤岳頂上12:15 - 13:30行者小屋13:50 - 15:25駐車場


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